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混雑する京都駅バスターミナル 改善策を考えてみた

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最近よくSNSなどで京都駅前のバスターミナルが混んでいてバスに乗れなかったり、バスに乗るのに時間がかかって不満を爆発させている人も良く見かけます。

 

今回はどうして混雑が発生してしまうのか?

どうしたら混雑を回避できるのかそれについて考えていきたいと思います。

 

せっかくの旅行ですし、お金もかかっていますしね。

どうせなら時間のロスが少なく、快適な旅の方がいいですよね?

この記事が楽しい旅行の手助けになったら幸いです。

http://www.kyoto-np.co.jp/picture/2017/02/20170216114245sibasu450.jpg

混雑する京都駅のバスターミナル

 

 

 

混迷する京都市交通局のバス路線

f:id:kintetsulovehirahata:20171126221653p:plain

※京都市交通局路線図から引用

 

大きな問題点として

  • 鉄道で行ける場所であっても京都駅から観光地までのバスが出ている(一日乗車券が500円なので多くの観光客は鉄道は利用しない)
  • 京都駅から観光地まで満員なので途中の鉄道がない停留所の周辺住民が利用できない(乗るスペースないんだから乗れるわけないよね、これでマイカーに変える人もいるかも?)
  • 路線が多すぎてわかりづらい
  • バスは混雑しているのに京都市営地下鉄やそのほかの鉄道路線は比較的すいている
  • バスと地下鉄が並行して走っている(バスと地下鉄が競合してることになる)

 

現在の輸送方式

 

 

仮定として京都駅から同一方向の観光地AとBがあるとすると(途中まで同一経路)

 

・今は両方ともバスなので

(京都駅)→(観光地A)※1回あたりの輸送人員60人程度

(京都駅)→(観光地B)※上に同じ

 

同一方向に2便走らせると合計で120人程度しか輸送できませんし、京都駅での満員になるほどの混雑では途中の停留所から乗れなく非常に非効率です。

 

バス会社としても始発から終点までのバスの運行経費が掛かり、さらに混雑に柔軟に対応できないのでコストを増やすことになります。

 

乗客としても時間ロスが大きいですし、それで観光に充てる時間も減るので観光地にとってもマイナスです。もしかすると時間が無くなったから観光するのを取りやめようという人もいるかもしれませんね。

 

 理想の輸送方式

 

本来であれば京都駅から最寄りの観光地まで鉄道で移動し、そこから先はバスで移動すべきである。

 

(京都駅)→(観光地最寄り駅)→(観光地AとBへ分散)

※京都から観光地最寄り駅まで地下鉄の1回あたりの輸送力は830人と考える。

※観光地最寄り駅から観光地AとBにはバスでそれぞれ輸送。(1台60人としても距離はが短ければすぐに折り返してまた輸送できる 輸送力が足りなければバスを増やしてすぐに増発できる)

これが一番時間もかからないし、乗客も混雑での時間を取られることもあまりないだろう

 

バス会社としても長距離走ることがないので本数を増やしてもコストは格段に抑えられる

観光地にとっても時間を有効に使ってもらえ、経済効果にもいい影響を与えると思う。

 

生活路線としてはバス路線を京都駅始発はそのままとするか、遠距離はできるだけ近い鉄道駅を始発とするか、地下鉄路線と並行であれば現在の系統を分離すべきではないだろうか。

 

ただし、系統分離を行った場合観光客の混雑対策にはなるかもしれないが生活の足として使うには問題かもしれない。

ということで、この後に別の案を考えてみる。

 

バスの1日乗車券を縮小か値上げしてはどうか?

やはり500円というのは少し安すぎではないか?

近距離はいいと思う。遠距離に関しては値上げしてもいいと思う。

廃止、縮小、値上げしてはどうかと思う。

 

範囲縮小案

縮小すべきという理由は、先ほどの系統分離するということではなくこれによって価格はそのままに遠距離の観光地を行く場合は地下鉄に乗り換えてもらうということを目的として考えた。

近距離の観光地には今まで通り1日乗車券で行けるようにする。

 

これなら先述の案で問題になる普通運賃で乗車する人には乗換や料金の値上げにはならない。

 

じゃあ、遠距離の人は1日乗車券がないのはどうするのか。

それは次の値上げするという案と一緒に織り交ぜて話をしたいと思う。

 

値上げ案

値上げというよりは既存の地下鉄とバスがセットになったきっぷを使ってもらうというのが目的だ。

 

バスの1日乗車券のパワーアップバージョンで地下鉄線も使える京都観光一日(二日)乗車券と京都観光一日乗車券【山科・醍醐拡大版】という切符がある。

 

この切符はバスと地下鉄がセットだが、価格がそれぞれ1200円と1300円でバスの1日乗車券より800円も価格差がある。

範囲をそのままとするなら、この価格差を縮め、バスの1日乗車券のほかに選択肢として考えてもらうというのはどうかと考えた。

 

それかいっそ、バスの1日乗車券を廃止か近距離のフリー区間をいくつかに分割して発売し、全域のフリー切符は地下鉄とバスをセットの切符を値下げし900円か850円で販売するのはどうか?と思う。

 

名古屋市で発売されているバスと地下鉄の1日乗車券が850円だということを考えると1000円以下の価格設定をするのが一番いいかと思う。乗る人の印象として1000円なら出していいけど、1300円じゃあやめるかという人もいるだろうし、観光客のための路線バスではなく、生活路線として機能させるということも考えるためにもこの案が必要ではないかと思う。

 

バスの1日乗車券の値上げとなればマスコミに騒がれるかもしれないが・・・

値上げとなれば

 

「生活の足としての1日乗車券の値上げが市民生活を苦しめる」

普段バスを使わない人がインタビューで「値上げは困る」

 

とかいうかもしれないが、

相手にしてるのは1日乗車券の利用客の多くは観光客だ。値上げしたところで観光客が減ることはないだろうし、市民の足や買い物利用に必要な路線はバスの1日乗車券を縮小して残せばいいと思う。

 

京都市民にもっと愛される京都市交通局になるために

Kyoto Municipal Transportation Bureau - Kyoto 200 ka 1519.jpg

 

年に1度くらいしか来ない観光客のために格安のバスの1日乗車券を今まで通り残すのか?

 

それより血税を払っている京都市民がもっと公共交通機関を快適に使えるようにすべきではないか?

お世辞にも京都市のバスも地下鉄も安いとは言えない。

 

だからこそ、観光客の使う1日乗車券は値上げして、その分の増収分で普通運賃を値下げすることが市民に一番観光客の利益を還元できる方法ではないか?

遠距離はバスではなく地下鉄を使ってもらう。

 

そうすればもっと生活路線と観光路線を分けられるのではないかと思う。

観光客優位ではなく京都市民優位の公共交通を整備してほしい。

 

最後に

もし、値上げしても観光客は今まで通り京都を選ぶだろうし、ほかの都市に変えるということはないだろう。

 

それだけ「京都」というブランドは強い。

 

そのブランド力に対してバスの1日乗車券が安すぎるだけだと思う。

値上げというよりサービスに対しての正当な価格に戻すだけではと思う。

 

是非、京都市交通局には観光客優位ではなく京都市民優位の公共交通を整備してほしい。

そうすれば、もっと利用してくれるし、愛されるのではないかと私は思う。

 

皆さんの意見を聞きたいと思っているのでぜひコメントしていってください。